好きなものをもぐもぐ。

好きなものを、好きなだけ。

相場理解の呪文と定価不可の呪縛。


この時期のTwitterが好きじゃない。

別に通常通りTwitterを嗜む分には特に1年365日、何も変わらず楽しいのだけれど。

何気なく流れてくる、"チケツイ"と呼ばれるもの。(ワタシが主に言いたいのは譲りのチケツイ。)

相場理解。なんだそれ、呪文ですか。
アブラカタブラ
いや、そうじゃなくて。相場理解とはなんとも人任せでなんとも無責任。
結局、こちらからはいくらとは言いません、そちらがいくらで買うかは考えてください、ただし、まあ空気読めよ、的なこと、ですよね。

まあ、身勝手な。定価不可、という言葉も嫌いだけれど、それ以上に相場理解という言葉は嫌いだ。

そして、それにリプを送る人たち。
いくらまで出せます、まあ、社会人ならまだ目をつぶろう、でも学生をしている人たち。誰の金で生きてるんだよ。ん?バイトしてる?じゃあバイト代で家賃(もしくは固定資産税)も水道代も光熱費もガス代も食費も学費も教科書代もその他雑費も全部支払っているのか?

すべて支払っている、というのなら何ら問題ない。でも、そうでない場合、バイトで稼いだお金は全て自分のもので、遊び金だ、というその考えがそもそもだ。

ワタシは、バイトを始めたのは人より遅かったと思う。
ただどうしても、自分でお金を稼ぐ、ということをしてみたかったので、親に頼んで始めてみたバイト。

好きなものの近くで働いているから楽しい、でもこれで生活できるか?と考えたら無理だ、バイトというのはそういうものだ。

生計を立てている人はいるけれど、想像より厳しい、だいたいコンサートチケットを定価以上で買う余裕のある人なんてのはほとんどいないだろう。

逆に。定価不可だの、相場理解だので売っている人。
例えば1枚2万円で売ったとしよう、
定価8500円なので、利益は11500円。11500円を稼ぐのはどれほど大変か、は労働したことない人間以外なら想像つくだろう。
そのお金を、買った人からたった一瞬で、文字のやりとりだけで、取り上げてしまうのだ。

そんなお金、身につかないと思うけど。
まさに、悪銭身につかず、というのか。

そして謎の懇願リプ。

「受験で来年参戦できるかわかりません」

では、再来年ではどうでしょう。

「○○を嵐に会わせてあげたいんです」

ええ、嵐を生で見たい人がたくさんいるのは周知の事実です。

「入院してしまうかもしれないので今年なんとか参戦したいです。」

えっと、、、当日の調子はどうなんだ!?本当に行けるのか。

同情を買いたいのだろうか。
どちみち受験に同情の余地は微塵もないし、個人的事情は、基本的には相手にしてみれば読むだけ時間の無駄みたいなところもある。

どうせなら、来年から地球外就職か、地球外生命体の嫁になる、くらい言ってくれれば。

ワタシなら喜んでチケットを定価で差し出そうじゃないか。

でも結局みんな、美談のように書き並べた、ただの言い訳だ。

そんなこんなで、たくさん並べたが、こんな理由でワタシはチケット取引が行われる時期のTwitterは嫌いなのだ。

取引をすること自体に何かをいうつもりもない。

被って当選してしまうことなんて、ありえないことではないから。

でももっと平和だったらなあ、なんて叶いもしないことをどこかで考えてしまうから。

通報に必死になるのも、当選メールを載せてしまった人を晒しあげるのも。
決して平和じゃない。

事務所に対しては何も希望を持っていない。
どうせ本人確認やらを徹底化した場合、損をするのは事務所だから。
そこに着手するのはグレーなんだろう。

だから毎年モヤモヤとした気持ちを抱えてタイムラインを見つめることしかできないんだろう。

屁理屈だと言うのならそれでいい。

ただワタシは、定価で売らないのが当たり前なのも、その逆に、通報や晒しなどに必死になる、なんていう正義にも、疑問を持っているだけだから。

ただいつか、いつの日か、こんなふざけたどうにもならない歪んだ現実が、壊れる時を、ワタシは待っている。


2015.10.10